シンガポールのスンゲイブロウ自然保護区

(2013/10/24)

【スンゲイブロウ自然保護区の概略】

スンゲイブロウ自然保護区は、植物と野鳥の多様性に富む沼沢地自然保護区です。
ブキティマ自然保護区が、陸上の森林観察に適した場所であるのに対し、スンゲイブロウは、マングローブと海洋の観察に適した保護区です。ただし、海洋とは言っても水族館とは違い、尾瀬のように木道(Wood Boardwalk)によりマングローブを観察するコースと、観察小屋(Hide)から水鳥を観察するコースから成っています。ここも、小中学生の多人数の観察から、研究者の観察までサポートできるように様々なコースから成り立っています。

01-スンゲイ090
[スンゲイブロウ自然保護区の説明プレート]

スンゲイブロウ自然保護区はビジターセンターから出て大きく2つに分かれています。右半分をクランジ自然歩道(Kranji Nature trail)、左半分がスンゲイブロウ自然保護区になっています。

02-コース088
[コースの説明板]

スンゲイブロウはさらに、3ルートに分かれています。ルート1は、スンゲイブロウベザーをはさんで入江の水鳥観察地区、ルート2はマングローブアルボレタム(樹木園)、ルート3はプラウンポンド(エビ養殖池)とフレッシュウォーターポンド(淡水池)から成る野生動物観察地区です。ここは、きわめて広大ですので見学には2~3時間かけてじっくり見るのが良いと思います。

03-水鳥観察地区103
[水鳥観察地区]

04-ルート2107
[ルート2]

05-マングローブアルボレタム119
[マングローブアルボレタム]

スンゲイブロウ自然保護区は広大なマングローブを保有しています。 歩道に沿って歩くと、特に満潮時には、多くの小さなカニがマングローブに這い上っているのを見かけます。 もしかしたら、マッドロブスターを見つけることができるかもしれません。

06-マングローブ101
[マングローブ]

この自然保護区では、カワセミを見つけることができます。 川の近くではカモメの群体を見つけることができます。

07-カワセミ117
[カワセミKingFisherの標識]

ミズオオトカゲはここでは頻繁に出現します。 観察者の不用意な行動によっては、強力な長い尾で激しく攻撃をしてくるかもしれません。

08-ワニ注意105
[これはワニに注意の標識]

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【スンゲイブロウ自然保護区の優占種マングローブ】
Avicennia alba Blume (Avicenniaceae)
Avicennia marina (Forsk.) Vierh. (Avicenniaceae)
Avicennia officinalis L. (Avicenniaceae)
Avicennia rumphiana Hall. f. (Avicenniaceae)
Bruguiera cylindrica (L.) Blume (Rhizophoraceae)
Bruguiera gymnorhiza (L.) (Rhizophoraceae)
Bruguiera sexangula (Lour.) Poir. (Rhizophoraceae)
Ceriops tagal (Pers.) C. B. Robins. (Rhizophoraceae)
Kandelia candel (L.) Druce (Rhizophoraceae)
Lumnitzera littorea (Jack) Voigt. (Combretaceae)
Lumnitzera racemosa Willd. (Combretaceae)
Nypa fruticans (Thunb.) Wurmb (Palmae)
Rhizophora apiculata Blume (Rhizophoraceae)
Rhizophora mucronata L. (Rhizophoraceae)
Rhizophora stylosa Griff. (Rhizophoraceae)
Sonneratia alba J. Sm. (Sonneratiaceae)
Sonneratia caseolaris (L.) Engl. (Sonneratiaceae)
Sonneratia ovata Backer (Sonneratiaceae)

【スンゲイブロウ自然保護区の希少種マングローブ】
Acrostichum aureum L. (Pteridaceae)
Acrostichum speciosum Willd. (Pteridacea)
Aegiceras corniculatum (L.) Blanco (Myrsinaceae)
Excoecaria agallocha L. (Euphorbiaceae)
Heritiera littoralis Dryand. ex W. Ait. (Sterculiaceae)
Pemphis acidula Forst. (Lythraceae)
Scyphiphora hydrophyllacea Gaertn. f. (Rubiaceae)
Xylocarpus granatum Konig (Meliaceae)
Xylocarpus moluccensis (Lamk.) Roem. (Meliaceae)
Acanthus ebracteatus Vahl (Acanthaceae)
Acanthus ilicifolius L. (Acanthaceae)
Acanthus volubilis Wall. (Acanthaceae)
Ardisia elliptica Thunb. (Myrsinaceae)
Barringtonia asiatica (L.) Kurz (Lecythidaceae)
Barringtonia conoidea Griff. (Lecythidaceae)
Barringtonia racemosa (L.) Sprang. (Lecythidaceae)
Brownlowia argentata Kurz (Tiliaceae)
Brownlowia tersa (L.) Kostorm. (Tiliaceae)
Caesalpinia bonduc (L.) Roxb.(Leguminosae)
Caesalpinia crista L. (Leguminosae)
Calamus erinaceus (Becc.) Dransfield (Palmae)
Calophyllum inophyllum L. (Guttiferae) a
Cassine virburnifolia (Juss.) Hou (Celastraceae)
Cerbera manghas L. (Apoeynaceae) a a
Cerbera odollam Gaertner. (Apocynaceae)
Cynometra ramiflora L. (Leguminosae)
Derris trifoliata Lour. (Leguminosae)
Dolichandrone spathacea (L.f.) Schum. (Bignoniaceae)
Finlaysonia obovata Wall. (Asclepiadaceae)
Glochidion littorale Blume (Euphorbiaceae)
Hibiscus tiliaceus L. (Malvaceae)
Intsia bijuga (Colebr.) O.Kuntze (Leguminosae)
Merope angulata (Willd.) Swingle (Rutaceae)
Ochthocharis bomeensis Blume (Melastomataceae)
Oncosperma tigillarium (Jack) Ridi. (Palmae)
Pandanus odoratissimus L.f. (Pandanaceae)
Podocarpus polystachyus R.Br. ex Endi. (Podocarpaceae)
Pongamia pinnata (L.) Pierre (Leguminosae)
Pouteria obovata (R.Br.) Baehni (Sapotaceae)
Scaevola toccada (Gaertn.) Roxb. (Goodeniaceae)
Terminalia catappa L. (Combretaceae)
Thespesia populnea (L.) Solander ex Correa (Malvaceae)
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【スンゲイブロウ自然保護区へのアクセス】

シンガポール市内からは、MRTでチョアチューカンに行き、駅前のバスターミナルから925番のバスに乗ります。終点で降りると、目の前がクランジ自然保護区の入り口ですので、Woodlandに向かって10分ほど歩くと、スンゲイブロウ自然保護区へのアクセスする道に出ます。そこから、約20分あるくと、ビジターセンターです。

09-クランジ自然保護区バス停076
[クランジ自然保護区バス停]

10-クランジ自然保護区077
[案内板に従って10分歩きます]

休日は、スンゲイブロウ直行便のバスが出ます。ただ、ここのアクセスは非常に悪いのでクランジからタクシーの方がよいと思われます。
帰路についてもタクシーなどは立ち寄らない場所ですので、行きのタクシーに相談するか、タクシー会社の電話番号を聞くとよいかもしれません。
ここはシンガポールの中で最も人のいない所と思われます。なお、チョアチューカンからは、マンダイを経由して、シンガポール動物園へのバスが出ていました。
シンガポール動物園へ行くには、こちらのほうが、アンモキオよりも近いでしょう。
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【ビジターセンター】

ビジターセンターでは、非常に詳しくクランジ周辺のマングローブ帯を解説していました。特に、食物連鎖とマングローブの関係についての説明は、必見です。ミニシアターなども備えていますが、レストラン・売店はありません。

11-ビジターセンター078
[ビジターセンター]

12-ビジターセンター084
[ミニシアター]

チョアチューカンまでお店らしいものは全くありませんので、お弁当などはチョアチューカンで求めておくのが良いでしょう。

入江に沿って、マングローブ帯が広がっており、その先にマレーシアのジョホールバルの近代的なビル群が見えます。

13-ジョホールバル113
[マレーシアのジョホールバル]

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なお、タイと異なり熱帯多雨林帯ですので、基本的に雨が多いことを前提にした方が良いでしょう。

14-スコール096
[最後はスコールの土砂降り]


JIMMY

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