Dynabookでハイレゾオーディオを試してみます





日本から買ってきた中古のdynabook R732。

何に使おうかと考えていたけど、Windows10が入ったことなので、これでハイレゾ・オーディオをセットしてみます。

ハイレゾ・オーディオというのは、一言でいうとイイ音のする音楽ってことなんだけど。それじゃあ説明になってない。

ハイレゾオーディオのフォーマットを大きく分けるとPCMを高密度にしたもの。
従来のCDの再生領域が20kHzまでだったのが、40kHzまで伸びたこと。サンプリングが44.1kHz/量子化が16bitだったのが最大192kHz/24bitになったこと。
それに伴いダイナミックレンジが100dBから150dBにあがったこと。が特徴です。

もうひとつのハイレゾとよばれるフォーマットにはPCMではなく、ΔΣ変調にしたDSD方式。
これはSACDで既に採用されている方式です。5.6MHz, 1bit変調ではCDの128倍の高密度再生になります。
聞き比べると、DSDの方が音の瞬発性などが高いね。
DSD=ダイレクト・ストリーム・デジタル

いままではソニーのウォークマンなどとハイレゾヘッドフォンを使って疑似空間でのオーディオだったものが、PCを使う事でオンデマンド配信される音楽をPCでデジタル処理を行い、USBからDAC(D/Aコンバーター)でアナログ化させてアンプとスピーカーで聞くという方法を取ります。

DAC自体は無くてもかまいませんが、PCからiPhoneなどに転送してからヘッドフォン出力8ΩからアンプのLINE入力10kΩに入れると、インピーダンスの不適合が起こります。この間に抵抗を入れる方法もありますが、DACは3000円くらいから売っていますので、下図のように配置したほうがいいでしょう。

00_3288hreaudi.jpg



まずは音源です。moraやe-onkyoからダウンロード型の配信がありますが、ダウンロードには時間が非常にかかります。

ストリーミング再生では、「PRIMESEAT」では有料や無料を取り混ぜて配信されています。こちらはダウンロードの無いインターネットラジオの形になります。

01_5623hreaudi.jpg


ここで「ダウンロード」をクリックすると、PRIMESEATのアプリがダウンロードされます。
そのアプリの中で配信されている音楽を選択すればすぐに聞くことが出来ます。

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まずはPCのドライバーはWASAPI、サンプリング周波数は自動設定にしておきます。

02_2045hreaudi.jpg



さてDACにつなぐスピーカーだが、友人に言わせるとアルテック・ランシングの方が音がいいんじゃないというけど、アルテックは低音ブーストでハイを鳴らしがち。いわゆるドンシャリ型です。これじゃあ見かけ上はダイナミックレンジが広がっているように見えるが、実際のダイナミックレンジとは違ったものです。


そこでおとなし目のオンキョーD-102AX、アンプX-U1と組み合わせてみます。



ブルーコーストレコードのグラッシ&グリーニンガー(Alex de Grassi & Keith Greeninger)のライヴ演奏は非常に際立った演奏だった。まるでライヴホールにいるようだ。

03_2512hreaudi.jpg



クラシック系では、ダニエレ・ガッティ(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のレスピーギ:「ローマの噴水」が配信されてきたが、ややこもった感じ。SD解像度を標本化ビットだけを上げるとこうなります。→「量子」といっても『シュレディンガーの猫』の話じゃないよ

標本化レートだけ上げた結果、却って音の解像度が低下してしまい全体がぼやけたような音になっています。

これは明らかに録音テクが悪いね。

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そこで次に「ベルリンフィル・デジタルコンサートホール」に切り替えてみます。このベルリンフィルデジタルコンサートホールには追加料金無しのハイレゾプログラムもあります。

04_6321hreaudi.jpg



指揮:クラウディオ・アバド
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
Vn:イザベル・ファウスト

アルバン・ベルク作曲ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」


ベルクは最愛の娘を失った悲しみをこの協奏曲に込めています。しかしながらベルク自身もこの初演に立ち会うことも無く天国に召されていきます。

05_1523hreaudi.jpg



力なく肩を落とした悲しみのヴァイオリン。そしてそれに寄り添うように肩を支えてくれる管楽器。音楽は消えるように終わりを迎えます。演奏が終了した後の6秒間の静寂。会場は拍手も咳払いも無く、黙とうをしているようです。

やがて我に返って鳴りやまない拍手、拍手。

ベルクの音楽は十二音音楽ということで難解で聴きづらいものだと思っていたけど。認識改めるかな。



[Berg: Violin Concert]


これはCDとは全然違う。音の粒立ちそのものが澄んでいるし、弦楽器の立ち上がり音までクリアに聞こえる。ホールの静寂さまでもが伝わってくる。


クラシックの場合、ステージマイクで音を拾ってPAが音編集した方が、音の分解能が良くなるような気がします。

ただしそれは加工された音であって、アンサンブルとは言い難いという意見もある。かと言って加工もせずにぼけた音がいいというわけでもないだろうね。


まぁいくらS席を買っても指揮者の位置で聴けるわけじゃあないから、ステージマイクで聴く音というのはコンサート会場の音とは違うものだという認識は必要かも。




JIMMY

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