山吹の想いにゆく春を惜しむ




東京の駒込に行くと、旧古河邸という庭園があります。もともとは陸奥宗光の屋敷だったものですが、陸奥宗光の子供が古河財閥の養子になったので、古河邸になりました。


電車では山手線の駒込で降りて歩いて行きます。

この界隈には遅咲きの桜もまだ残っています。

ここは昔、染井村といってソメイヨシノを作った江戸の植木職人が多くいた場所です。その植木職人が各自でソメイヨシノを植えて品評会のように展示しており、江戸の方々から桜の苗木を買いに来たというのが、桜並木の始まりとされています。

それが1860年に英国の植物学者によって、
「私は世界中のどこへ行っても、こんなに大規模に、売物の植物を栽培しているのを見たことが無い。植木屋はそれぞれ3、4エーカーの地域を占め、鉢植えや露地植えのいずれも、数千の植物がよく管理されている(ロバート・フォーチューン著『江戸と北京』)」
と絶賛されたのが始まりとされています。

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駒込駅から本郷通りの坂を登っていくと西ヶ原という場所になります。

この坂の中ほどあたりに旧古河庭園の入口になります。旧古河庭園って名前が変ですね。旧古河邸の庭園なのであって、庭園の跡地(現在は別のもの)ということではないのですから。

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庭園に入るとひときわ目立つ洋館が旧古河邸です。現在は大谷美術館となっていますが、事前申し込みで、抽選で中に入ることが出来ます。
前庭に咲いたチューリップがとても素敵です。

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裏手に回ると、この季節は山吹が庭園をいろどります。

過ぎゆく季節を惜しむように切ない春の歌があります。


「にほふより春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかにつらけれ」
                     藤原定家

(この花が咲き始めると、春はもう終りなんだね。わかってはいたことなんだけど。つらい思いをさせるんだね)

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これは馬車道といって、昔はここを馬車で下って染井門から外に出ました。都心の真ん中なのにまるで軽井沢にいるようです。

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ここは本館の裏手。つまり勝手口です。いまでも誰か暮らしているような。そんなたたづまいです。

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