与話情浮名横櫛@瀬川如皐




しがねえ恋の情が仇、
命の綱の切れたのを、
どう取り留めてか 木更津から、
めぐる月日も三年越し、
江戸の親には勘当受け、
よんどころなく鎌倉の、
谷七郷(やつひちごう)は喰ひ詰めても、
面へ受けたる看板の、

きずがもっけの幸ひに
切られ與三と異名を取り、
押し借りゆすりも習はうより、
慣れた時代の源氏店、
そのしらばけか黒塀に、
格子造りの囲ひもの、
死んだと思ったおとみとは、
お釈迦さまでも気がつくめえ。



    与話情浮名横櫛「源氏店妾宅の場」

001235kirare.jpg

これは、歌舞伎の演目で「与話情浮名横櫛」の三幕目の源氏店妾宅の場の科白です。八代目市川団十郎の当たり役と言われています。

「与話情浮名横櫛」と書いて“よわなさけ、うきなのよこぐし”と読みます。
源氏店というのは“げんやだな”と読んで、今の東京は人形町にあった芸者置屋です。うらぶれ長屋ではなくて、明治の頃は日本最初の女優、川上貞奴もここの芸妓でした。
伊藤博文は川上貞奴を御贔屓にしていて、博文は足繁く通ったとか。

********************************************************
このお話の場を簡単に言うと、顔に傷持ちの与三郎という男が押し借りゆすりを繰り返すしていたが、昔の女のトミにばったり源氏店で出会ったというシーンです。



「押し借り」というのは不良高校生がやるようなカツアゲです。無理やり金を借り倒すということなので、あまり利口な方法じゃないですね。即警察に通報すれば一件落着です。

ところが「押し貸し」だと手口が悪質です。無理やり高利で貸し付けて、解約をさせずに借金漬けにしてしまうという方法です。


タイのインラック政権下では、米の高額買付とか最低賃金アップとか低所得の農民を優遇する政策がありましたが、その一方でマイカー減税がありました。それ自体は日本でもエコカー減税など自動車購入優遇処置が取られたことがありますので、政策自体は乱暴ではないのですが。

問題は自動車購入層の所得が、自動車価格と著しく差があるということです。
低所得の農家に一時金のようなアブク銭が入り、身の丈に合わない高額な自動車を長期ローンで購入してしまいます。

ローン返済額が収入の50%を超えていても、平気で購入してしまいます。当然家計は破綻をして車を親戚縁者に売却(実際にはローンの肩代わり)したり、自動車会社に取り上げられてしまいます。
高額で長期の自動車ローンは確実にタイの農村を破壊し、同時に自動車産業そのものも押しつぶしていきます。

このような「押し貸し」に近い貸し付けが、タクシン政策の負の遺産としてタイの農村にのしかかっています。




JIMMY

最後までおつき合いありがとうございます
タイブログのランキングに参加してます。
下記バーナー↓↓↓を1日1回一押ししてもらえると大変嬉しいです!
            にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

テーマ : タイ・バンコク   ジャンル : 海外情報

非公開コメント

プロフィール

JIMMY

Author:JIMMY
タイの美少女をイラストで紹介したいと思います

音楽の話やイラストの話と
おいしい科学もオヤツにどぞ

LEOも時々訪問してくれます

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR