サーバーが落ちた
コロナ感染の影響により教育関係のリモート授業として、Zoomがもてはやされている。
Zoomは、日常のリモート会議とかテレワークでの作業ではそれほど問題になっていないのだが、これを大学等の授業で一斉にやるとなるとどういうことになるだろう。
Zoom爆弾と言われるZoom会場への乱入とか、アダルトサイトへのURLの貼りまくり問題も指摘されている。
しかし最大のリスクは、文科省の「大学設置基準」の中に「面接授業に相当する教育効果を有すること」にある。
それ自体は特に問題にすべきところではないのだが、Zoomを閲覧・参加・質疑できなかった学生にも機会を与えなくてはならない。
そのためにはZoomでのやり取りをすべて保存しておき、NET環境が無かったりZoomの設定が出来なくて参加できなかった学生にも、後日閲覧の機会を与えるのが良いのかもしれない。そこが一番の問題になる。
1つの学科で一日の授業数はだいたい10講座。
それを月~土で5.5倍。
1~4年であるとすると×4、
90×10×5.5×4=19,800分のデータになる。
解像度とビットレートによるが、HD画質で録画したとすると 638GBiteになる。
そのうえで全学生からレポートを集めるとなると、軽く見て週当たり1テラ/学科が必要である。
一つの学部が5学科から構成されているとすると、週当たり5テラ/学部
大学全体では、週当たり50テラ/大学
という計算になる。これも週あたりだから、1ヵ月続くと200テラが最低限の必要量になる。視聴できなかった学生がいなくなるまで、このデータ量は減ることはない。
もはやサーバー落ちまで一直線。
********************************************************
そういう危惧をして、各自自分のクラウドにデータを入れたほうが賢明じゃあないかと思っていたのだが。
案の定、連休明けに各大学でZoom授業を再開したところ、あちらこちらでサーバーダウンが始まってしまった。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、各大学がキャンパスを閉鎖し、オンラインによる遠隔授業の取り組みが広がる中、会員制交流サイト(SNS)のツイッター上では11日、各大学のサーバーがダウンしたとの投稿が相次いだ。ゴールデンウイークが終わり、本格的に遠隔授業を始めた大学が多いことが影響したとみられる。
東海大は11日から、オンラインでの遠隔授業を開始した。ホームページ上にはシステム障害のため利用できないとするお知らせを掲載、原因は調査中としている。ツイッター上ではほかにも、早稲田大や青山学院大、国学院大などについて、学生とみられる人物が投稿していた。(共同通信)
やっぱりね~
JIMMY
最後までおつき合いありがとうございます
タイブログのランキングに参加してます。
下記バーナー↓↓↓を1日1回一押ししてもらえると大変嬉しいです!
にほんブログ村
にほんブログ村
スポンサーサイト