タイの若手ピアニストはこんなお嬢さんです

(2014/3/4)
ちょっと話題が古いのですが、Nicha Stapanukulさんの写真が出てきたので、紹介しましょう。

ニチャさんは、4才からピアノを始め、2007年にはトリニティギルドホール青少年ピアノコンクールで受賞、2008年の第8回バンコクショパンピアノコンクールで受賞、その後国内外のさまざまなコンサートに出場。

直近では昨年7月30日に、Studzinski Recital Hallで開かれた「明日の芸術家による演奏会Artists of Tomorrow Concert No.31」に出場しています。

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彼女が現在取り組んでいる音楽はベートーヴェンです。

ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3。若きベートーヴェンが一番最初に出版した3つのピアノ三重奏曲の一つです。
作品番号1-1番の第1番と作品番号1-2番の第2番は師匠のハイドンから高い評価をうけました。
だがこの第3番についてはハイドンは冒険的すぎないかと否定的だったようです。
バッハにより究極にまで高められた対位法を骨組みとする古典音楽。それを分析し、解析しながら新しい音楽への道を模索する研究者のようなハイドン。

このあまりにも偉大であり高い壁のような存在である両先駆者を乗り越えようとするベートーヴェン。

この若きベートーヴェンの若いチャレンジ精神と高い志しにあふれた作品は、現在のニッチャの姿と重なるものがあります。

これは彼女の演奏ではなくて、ホルショフスキのピアノです。


[Horszowski Casals Végh - Beethoven ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3]

この音楽を聴いてわかるのは、曲自体は全部まとめて一人でピアノソナタにして演奏することもできそうです(実際にそうした譜面も販売されてます)

しかしあえて三重奏曲にしたのは、「家族みんなでこころを一つにして演奏できたらどんなに楽しいでしょう」という気持ちがあったのかもしれません。

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さて、この日の演目は、前座はスッペの軽騎兵序曲、中盤はベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、トリはドヴォルザークの交響曲第6番です。

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ニッチャの演奏は、がんばってるナという印象です。天才型というより努力型。
明日のタイのクラシックを牽引していくホープというところでしょうか。

ベートーヴェンが終わった所で休憩です。ホールには各種おつまみが用意してあり、ホールの中庭からバンコクの夕闇を満喫します。

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演奏の終わったニッチャさんを囲んでいろいろな記念撮影もあります。

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さあ、休憩も終わりましたのでドボルザークの第6交響曲(渋いです)でも聞きましょうか。オーケストラの真価が発揮できるでしょう。

・・・って観客がいません。ポチポチまばら。

みなさん、ニッチャだけが目当てで来ていたみたいです。まさにAKBの握手券が目当てでCDはポイッと同じ状態でしょうか。

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こんなところが、タイにはクラシックが根付かないのかなぁと思った次第です。

子連れで騒ぐわけではないのでマナーというのとは違いますが、リスナーが演奏者を育てるという文化のようなものが少し欠けているのかな。

正直なところ、ドボ6は確かに絶賛するほどではないけど、よく頑張ってるなという演奏でして、TVで放映しているタイの演奏会よりは良かったです。


JIMMY

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