タイから日本の大学を受けるには

(2014/2/3)

前回の専門学校への進学の話「タイから日本の専門学校に入るには」の続きになりますが、今回は一般論として、帰国子女の大学への進路を考えてみます。

エンポリの東京堂に行ったら「帰国便利帳」という冊子の秋冬号が置いてありました。年に2回ほど発刊されるようです。出版元がニューヨーク便利帳という会社になります。

まあ、ニューヨークの事だけでなく世界中共通ですよ~ということなのでしょうが、内容が酷かった。A君はニューヨークからの帰国生だけど飛び級で東大に入ったとか、B君いわく帰国生を受け入れるのは渋谷幕張ですとか。ハイハイーヨカッタネー

C君はシンガポールでは、アメリカンスクールに通っていたから英語は困らなかったし上智では英語で授業してくれるとか。そもそもシンガポールといいながら、国旗はタイのものだし。
これは自慢大会で、どちらが上かの競争大会だから、全く情報には価値がありません。
まさか、これを真に受けている人はいないでしょうけど。
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帰国したら、中高一貫校か中学と高校に分かれた学校にするかという選択があるのは間違いではないです。
中高一貫校として、渋谷幕張や開成や海城があるというのも間違いではありません。

ただこれらは、首都圏で12の難関校であるし、クラスのほとんどが東大か国立に入るから、東大以外は受験例が少ないのも事実ですが、自分の子にその実力が伴っているかどうかでしょう。

たとえば、開成では数学は解法の細かい説明などはしないし、理科も実験だけで考察や練習問題を解くのは自分でしなくてはいけない。古文などは堤中納言物語などふつう教科書ではやらないものを紹介しながら解釈を進めるものだったと思います(今は知らんけど)

このレベルに入ることが可能であれば、すぐに帰国手続きを取った方がよいでしょう。

このレベルの学校だと、相手が違った環境で育ったということが原因のイジメというのは起こりにくいでしょう。自分勝手なことばかりやってると、無視されるというのはあるかもしれません。
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それでは自分の子は、それほど学力があると思えないという場合。
公立の中学へ入ることになります。

中学は入学先は地域で決まるから、特に問題なく編入できます。
地域で決まるから、地域によっては優秀な子も荒れた子も一緒くたです。
荒れた子は授業参観日ですら、授業中に廊下を走り回るとか、取り押さえてもせいぜい教室の後ろで拗ねて寝転んでいる状態です。
ここではイジメが・・・というのは簡単ですが、
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      ♠
中学校は荒れているから、高校に直接編入させるという方法もいいでしょう。
しかし高校に途中から編入する場合は、センター試験の対応力もどうしても低くなります。

センター試験は全科目の平均で東大文Ⅰなら95%、千葉大の教育なら75%が合格ラインだと思われます。

韓国在住ならばセンター試験で、英語の代わりに韓国語で受験できるという特別な配慮がありますが、タイにはありません。
それならば、中学校に編入してから高校をきちんと選択して受験した方がいいでしょう。

公立の学校説明会などはどうでもいいでしょうが、私立高校の説明会は非常に重要ですから、これは絶対に参加した方がいいでしょう。
学校によっては、過去問の採点ポイントや面接ポイントなど、細部にわたって説明をしてくれます。
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日本の大学の「帰国子女入試」についても説明しておきます。

「帰国子女枠」というのは文部科学省の指導により幾つかの大学・学部が採用しているものです。大学により異なりますが、「帰国子女入試」入試を受ける条件としては次の通りです(これは東京大学の例です。)

第1種(外国籍の場合)
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1)海外で外国の学校教育課程を12年間修了した者及び修了見込みの者。ただし外国の学校にインターやアメリカンスクールが該当するかは、審査が必要となる。
2)ただし、スイス、フランスにおいてバカロレア資格、ドイツにおいてアビトゥア資格を取得している場合は受験資格を持つ(タイには関係ない)
3)日本留学試験、TOEFL(iBT,PBTも可)またはIELTSのスコア
4)高等学校の推薦書
5)全国統一試験のある国では、受験した成績証明書
6)募集は若干名
============================
第2種(日本国籍の場合)
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1)海外で外国の学校教育課程を12年間修了した者及び修了見込みの者。要件として最終学年を含め継続して3年以上在学し、その最終学校を修了すること。または最終学年を含め最終学年からさかのぼって連続する6年間のうち通算で5年以上在学し、その最終学校を修了すること。ただし外国の学校にインターやアメリカンスクールが該当するかは、審査が必要となる。
2)ただし、スイス、フランスにおいてバカロレア資格、ドイツにおいてアビトゥア資格を取得している場合は受験資格を持つ(タイには関係ない)
3)高等学校の推薦書
4)全国統一試験のある国では、受験した成績証明書
5)募集は若干名
============================

非常に分かりづらい文章ですが、まずこの条件文を理解することが第一課題です(笑)

答は、外国の学校教育課程というのだから、現地校に限ります。日本校はダメです。インターやアメリカンスクールは出願できるか出来ないか審査に時間がかかります。という意味です。
小・中は日本校にいてもいいが、高校は現地校にいないとダメです。
ただし、中・高1まで現地校、高2に日本に転校、やっぱり気が変わって高3は現地校に戻ったのは、5年間を満たしているからOKという意味になります。

高等学校の推薦書というのだから、高校の先生でも校長でもいいことになります。

TOEFL等の英語検定は外国籍であれば必要だが、日本籍を持っていれば不要。

募集が若干名というのは不安ですが、募集5名と書いてしまえば、受験者が4名だと落としにくくなるからです。実際に何名受験したのかは各大学に問い合わせるしかないでしょう。

東大ではこのあと、日本語と英語の小論文、二次試験は文類は英語(英ⅠⅡリーディング)、理類は数学6科目(数ⅠⅡⅢABC)と理科2科目(生物ⅠⅡ、化学ⅠⅡ、物理ⅠⅡ、地学ⅠⅡ)があります。英語の代わりに中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語を選択も可能です。
科目的には中国・韓国・欧米・シンガポール在住の方が有利になります。
あらかじめ日本の英語、理科、数学を勉強しておかないといけないでしょう。

01-Tokyouniv-0110.jpg
[東大生]

千葉大学教育学部では、小論文と面接だけです。このパターンの方が一般的です。

これらの試験はセンター試験免除というのが非常に有利です。日程が重ならなければいくつ受けても大丈夫だと思います。

2013年3月に卒業する場合は、2012年11月の試験と2013年11月の試験を受けることが出来ますので、厳密にいえば一浪も出願可能になります。

タイの大学に入っていたら、日本の大学に編入する手段をとることになります。大学の編入については、研究生の場合や院生の場合など留学扱いになることもあります。就職に関しても横浜国大のように就職を斡旋する場合もあります。

02-ChibaUniv-edu.jpg
[千葉大教育学部だと美大や音大と同等の事も出来ます]

★ただしここにあるのは、国立大学の場合なので私立大学は要項が少し異なるかもしれません。


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