ヤエヤマヒルギの保護林

(2013/11/25)

これはチェチェンサオのボーボンビタヤスクールの学校保護林です。
学校全体でマングローブの保護活動をしているんですね。

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[ボーボンビタヤスクールの学校保護林]

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[自然保護サークルの生徒さんたち]

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[ヤエヤマヒルギ(八重山蛭木、八重山漂木)]

マングローブを構成する植物の中で、一番目立つのがこのヤエヤマヒルギです。
タコの足のような呼吸根を持ってますが、マヤプシキに比べると海中で倒れないように支えている役目がある事で、支持根ともいいます。

干潮帯のうちでも、マヤプシキは最も海側に生息しますが、ヤエヤマヒルギは同じ位置または少し陸地寄りにに生息します。
ほぼ最高潮位に呼吸根の最上部が水没するとするので、膝くらいの位置まで水没します。

マヤプシキもヤエヤマヒルギも耐塩性があるだけでなく、積極的に葉の塩類線から塩分の排出をおこなっています。

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[ヤエヤマヒルギの種子]

ヤエヤマヒルギのもう一つの特徴は、胎生種子です。種を海中に落としてしまうと流されてしまうので、母親に付いた状態で根を伸ばし長く育ってから独り立ちします。この時すでに長く成長して小枝のようになっているのでカニ穴などにうまくひかかるとそこから成長します。

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[ヤエヤマヒルギの種子]

そこでこの胎生種子を集めて、苗を作りマングローブ植林が盛んに行われています。
日本からも多くの植林ツアーで参加される方が多いのですが、問題は植えっぱなしでは台風で流されてしまうことが多く、植林でマングローブが増えたとは言えないようです。
また、マングローブが治水の妨げになる場合もあるので、むやみに自然を復帰することで洪水を招くという事にもなりかねません。
(チュラ大のPipat Patanaponpaiboon準教授)

でもまあ環境保護意識を高めると言う意味合いでは否定するものではありません。

しかし、マングローブの保護といっても、マングローブが林になると、落葉の分解により酸素を消費するので、嫌気性状態になります。すると硫化水素が発生し臭気が発生します。
またリゾフォラの根は、ゴミがからみやすい形ですので、ビニールなどの家庭ゴミがからみつきますので臭いはさらにひどくなります。

06-27bobonvita.jpg

どうです。この中を毎日掃除しないとすぐ臭くなるんです。
マングローブの保護はゴミ処理の問題でもあります。


JIMMY

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No title

初めて知りました。
沖縄にもマングローブがあるので
本当は知ってるべきことなんですが。

自然を守るって、簡単じゃないですね。

No title

>海外暮らし さんいつもコメントありがとうございます。

ヤエヤマヒルギという名前からみても八重山諸島でも生えているということでしょうね。
沖縄とタイは植物の世界では一緒だよ。ということでしょうか。
なんだか心強い味方がいるような気がしませんか。
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