ピアノの調律をしてみよう
日本にいる間にもう一仕事。ピアノの調律をどうしようか。
楽器屋さんに頼むと大変である。しばらく放置したままだから安くて10万、場合によると20万くらいを覚悟しなくてはいけないかもしれない。
そこで自分で調律をすることにする。
まずは音叉だが、音叉には2種類あって、
まずはトーンジェネレーターになっている電子音叉。
これは440HZ(Aの音)を出して、楽器とのずれを診るもの。
いわゆる昔ながらの音叉です。
ヤマハのME-100というメトロノームは、音叉モードもあります。
[YAMAHA ME-100]
もう一方は楽器の出す音をマイクで拾って、周波数を割り出すもの。クロマチックチューナー、電子チューナーという。
[YAMAHA TD-19BK]
クロマチックチューナーの嫌いな人は、音を合わせた気がしないと言いますね。確かに音を合わせたのは機械の方ですから。
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トーンジェネレーターもクロマチックチューナーも高いものですから、「お試しで」というわけにもいかない。
実はアプリの方で、そのいずれも揃っている。
トーンジェネレーターでは「Best Tuner」
クロマチックチューナーでは「Fine Chromatic Tuner」
「Fine Chromatic Tuner」は、音をマイクで拾い、周波数をコードで返す。これはおおまかなチェックをするもので、「ド」のキーを押したら「C」が表示されているかどうかを見るものである。
調べてみると、ほぼどの鍵盤も周波数は狂ってはいない。ただし、2つのキーで音が不安定になっている。
そこでさらにピッチのずれを「BOSS Tuner」を使って調べてる。これはピッチのずれを左右のポインタで示してくれる。
「レ=D6」のキーなのに、TunerはC6#・D6・D6#の間をふらついている。これは測定レンジを超えた音階なので、倍音振動を拾って測定しているのだろう。
この場合、倍音周波数もピタっと示すものなのか、倍音帯であればこんなものなのかが分からない。
もう少し周波数レンジの広いアプリを探した方が良さそうだ。
もうひとつの不具合は、キーの押さえ方で音の出方が違うというもの。こちらはハンマーフェルトが固くなっているのかもしれない。
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どちらにしてもブライドルテープが切れているとか、キーが戻らない、ハンマーが戻らない、というような事は無いようだ。
結論は、正確なタッチを要求するのでなければ、とりあえずそのままでも大丈夫。
勿論、放置するとますます劣化が進むというのもわかるが、すぐにこのピアノを使うという事では無いので、調律費用をかけただけの効果というものも無い。
JIMMY
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