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ピアノの調律をしてみよう




日本にいる間にもう一仕事。ピアノの調律をどうしようか。

楽器屋さんに頼むと大変である。しばらく放置したままだから安くて10万、場合によると20万くらいを覚悟しなくてはいけないかもしれない。

そこで自分で調律をすることにする。

まずは音叉だが、音叉には2種類あって、
まずはトーンジェネレーターになっている電子音叉。

これは440HZ(Aの音)を出して、楽器とのずれを診るもの。
いわゆる昔ながらの音叉です。

ヤマハのME-100というメトロノームは、音叉モードもあります。

01_2304pftune.jpg
[YAMAHA ME-100]



もう一方は楽器の出す音をマイクで拾って、周波数を割り出すもの。クロマチックチューナー、電子チューナーという。

02_9554pftune.jpg
[YAMAHA TD-19BK]


クロマチックチューナーの嫌いな人は、音を合わせた気がしないと言いますね。確かに音を合わせたのは機械の方ですから。

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トーンジェネレーターもクロマチックチューナーも高いものですから、「お試しで」というわけにもいかない。

実はアプリの方で、そのいずれも揃っている。
トーンジェネレーターでは「Best Tuner」

03_best-tuner.png



クロマチックチューナーでは「Fine Chromatic Tuner」

04_Fine-Chromatic-Tuner.png



「Fine Chromatic Tuner」は、音をマイクで拾い、周波数をコードで返す。これはおおまかなチェックをするもので、「ド」のキーを押したら「C」が表示されているかどうかを見るものである。


調べてみると、ほぼどの鍵盤も周波数は狂ってはいない。ただし、2つのキーで音が不安定になっている。


そこでさらにピッチのずれを「BOSS Tuner」を使って調べてる。これはピッチのずれを左右のポインタで示してくれる。

05_3456pftune.jpg



「レ=D6」のキーなのに、TunerはC6#・D6・D6#の間をふらついている。これは測定レンジを超えた音階なので、倍音振動を拾って測定しているのだろう。
この場合、倍音周波数もピタっと示すものなのか、倍音帯であればこんなものなのかが分からない。
もう少し周波数レンジの広いアプリを探した方が良さそうだ。



もうひとつの不具合は、キーの押さえ方で音の出方が違うというもの。こちらはハンマーフェルトが固くなっているのかもしれない。




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どちらにしてもブライドルテープが切れているとか、キーが戻らない、ハンマーが戻らない、というような事は無いようだ。

結論は、正確なタッチを要求するのでなければ、とりあえずそのままでも大丈夫。

勿論、放置するとますます劣化が進むというのもわかるが、すぐにこのピアノを使うという事では無いので、調律費用をかけただけの効果というものも無い。


JIMMY

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