ラ・ヴィ・アン・ローズ「谷津バラ園」





今年も春バラの季節がやってきた。谷津バラ園に行ってみます。
薔薇にも赤、白、黄、紫と様々な色があるが、やはりここ一番の赤い薔薇でしょう。

赤いバラといえば一番しっくりくるのがこの人。ローゼンメイデンの真紅さん。

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[Copyrighting NEC BIGLOBE]


アリスのトランプの女王は赤薔薇と間違えて白薔薇を植えてしまった衛兵の「頸を刎ねておしまい」と言っていたのだが。

赤いバラが高貴の証しなのか、高慢の証しなのかは皆様のご判断に任せるとして、赤いバラを紹介していきましょう。


まずは「クリスティアン・ディオール」
これぞバラの代表といわんばかりに、バラらしさを全面的に演出した薔薇です。直立不動の大輪の花は、「剣弁高芯咲き」と分類されます。

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[Dior]

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[Dior]


「黒真珠」は日本で開発された「剣弁高芯咲き」です。
これはディオールと比べると同じ赤でもベルベットのような緋色です。


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[黒真珠]

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[黒真珠]


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「緋扇」も日本で開発された品種です。花の先は少し反ってはいるが剣弁のようにくるりと丸まってはいません。花の中心も開いたように見えるので大ぶりの印象があります。これを「丸弁抱え咲き(カップ咲き)」といいます

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[緋扇]

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[緋扇]


今度は同じ赤でも渋い赤。紅茶のようなティーレッドです。「ブラックティ」は牧方で開発された品種です。この紅茶色はとっても難しくて暑いとすぐに赤くなってしまいます。

これは造花ではよく見るけど、リアルではなかなかお目にかかれない。


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[ブラックティ]


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[ブラックティ]


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[ブラックティ]


次はツル薔薇の仲間です。「クリムゾン・コンクェスト」
花は半八重の小ぶりな花が沢山咲いて、アーチやトレリスを飾ってくれます。ガーデニングには必需品ですね。

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[クリムゾン・コンクェスト]


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本日の蔵出し。谷津のご当地キャラ、薔薇のやっぴー君のどら焼き。菓匠あかね屋で130円

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JIMMY

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ギャラリー「カド」でお茶を




小雨の降る肌寒い一日である。スカイツリーまで出かけたので、そのまま桜橋まで歩いてみた。

桜橋のそばには「カド」という喫茶室があったのを思い出したからである。

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このあたりを見番通り(けんばんどおり)という。江戸時代から現在に至るまで見番の寄り合い所がある通りである。

見番というのは向島芸者衆のお茶屋さんである。京都で言うと祇園に相当している。



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お店の中は、まるで異空間。

泰西洋画が所狭しと飾ってあり、その間を埋めるように仏像やアンティーク時計やら、ライオンの置物やら。


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天井の隅々までが天使の造形物や絵画が埋め尽くされており、その中をシャンデリアから仄かな光が差し込んでいる。

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本日のチョイスは、胡桃のクリームチーズパンとバナナジュース。800円
胡桃のクリームチーズパンは大きなパン・ドゥ・カンパーニュの中にクリームチーズと胡桃が練り込んであった。ちょっとこれだけ食べるのは量が多い。

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テーブルの上も天井と同じくバラの造形が施してある。
落ち着く空間かどうかは、人それぞれだけど。
たまにはこうした空気の中に浸ってみるのも悪くないかな。



JIMMY

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タイ現代仏画展2016




タイの現代仏教絵画の展覧会がJumjuree Art Galleryで開催されています。

ジャムジュリー・アートギャラリーへはMBKからパトムワン・プリンセスホテルの方に下り、そのまま交差点を渡って50mばかり南下したところです。




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1階ではアクリルを使ったアートを中心に展示していました。アクリルのチューブから絞って描いたようです。

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これはナーガ様みたいですね。

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蓮の三体を描いたものもあります。

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2階に上がると、「The Relationship of Art」と銘打った仏画になります。

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仏画の基本はミニアチュール(細密画)です。ここでは鉛筆で細密画を描いています。

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仏陀を中心とした位置関係です。仏陀は蓮の台に座り、正面にプラ・メートラニー、両側にナーガを配して敵から身を守っているようです。

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あまり日本では現代仏教絵画というのは見たことがないけど、仏具としての仏教絵画や仏教彫刻は仏壇やさんに行けば見られるだろうが、アートとしての仏教絵画となるとなかなか見る機会はない。
古美術としての仏教絵画は国立博物館に行けば見られるが、現代仏教絵画には、ちょっと新興宗教っぽい胡散臭さが伴うせいか、あまり積極的に見ようとは思わない。

ただタイの仏教絵画には、作品としてのマニュアル性があるようで、古代の仏教絵画からの模写が多く、造形美としてのエネルギーが乏しいような気もする。

ただここがタイの難しい所で、国王の肖像画や仏画には必ず決まったパターンというか約束事があって、それを超えることができない。無論、不遜な肖像画や信仰を否定するような仏画であってはならないが、かといって写経を見るような絵画では進歩というものは見られないのかもしれない。


JIMMY

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紫陽花の咲く頃





藝大の紫陽花は今がみどころです。

ここは「不忍荘」

藝大の奏楽堂の裏手にあります。藝大の福利厚生施設ですが、いちおう藝大に公式に業務があれば宿泊も出来ます。

でも。。。。。でるらしい。。。ほんとか

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[不忍荘]

不忍荘の周りには紫陽花がたくさん咲いていました。

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藝大の中は銅像がたくさんありますので、すこし見て回りましょう。

バルザックの像。ロダン作
これは有名なロダンのバルザックの像。バルザックと言うのは有名な小説家ですが、バルザックが亡くなると偉業をたたえて銅像を作ることになってロダンに依頼します。
ロダンは夜中に推敲に苦悩するという偉大な芸術家の姿を作り上げます。
しかしこれは美しくないという理由でフランス文芸協会からは拒否されてしまい、ロダンは自宅にこの像をしまいこんでしまいます。

やがてロダンの死後、その作品の真価が再評価されるに至り、40年後にパリ市民から絶大な歓迎を受けてバルザックの像は最高傑作と位置付けられることになります。



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[バルザックの像]


青銅時代。ロダン作
これはロダンのデビュー作になります。ロダンというとカミーユという愛人がいて今でいうと不倫関係というになりますが、そんなチャラい話ではなくて。

ロダンとカミーユ・クローデルの話を読むと愛に生きるか今までの生活を支えてくれた内縁妻との義に生きるかの葛藤に悩み苦しむ芸術家の生涯が悲しい話として伝わってきます。
結局、愛に失望したカミーユ・クローデルは精神を病み、ロダンは妻が死んでからようやくカミーユへの想いを打ち明けます。

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[青銅時代]


岡倉天心像。平櫛田中作
岡倉天心という人は藝大の初代校長になりますが、今の日本の美というものを確立した人でもあります。明治初頭の廃仏毀釈によって日本の古美術は捨てられるか二束三文で海外に売り飛ばされるかしていた時代に法隆寺を初めて開き秘仏の救世観音を発掘し古美術の保存を強く訴えた人です。

この人が居なかったら、救世観音もゴミになり、茶道も華道もくだらない悪習として世の中から消失していたかもしれません。

「やなやつは銅像にでもして雨ざらしでころがしておけ」
と、捨てゼリフを残したとか。そのため六角堂で雨ざらしにせずに保管してあります。

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[岡倉天心像]


高村光雲像。高村光太郎作。
この人は高村光太郎のパパさんだということしか知らないが、上野の西郷さんの銅像を作った人でもあります。


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[高村光雲像]


ショパン像。ポーランド大使館より寄贈
これはむつかしいですね。ショパンといえばショパンだし。似てねぇ~という話もあります。
亡くなった年(39歳)に撮られた写真には似ていますが、ドラクロアの描いたエネルギッシュなショパン(28歳)の方がショパンらしい。

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[ショパン像]




JIMMY

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見渡す限りのバラの園②グレースケリーを偲んで




5月は春バラの季節。
さっそく谷津遊園に行ってきました。
今では名前が変わって谷津バラ園です。

前回では、ドイツ、フランス、日本の薔薇を見てきました。
次は英国の薔薇です。まずはゲートになっている薔薇のアーチをくぐりぬけます。

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「ラジオ・タイムス」英国産。イングリッシュローズ系のアンティークローズです。ラジオタイムズの創刊70年を記念して命名されました。色はいわゆるローズピンク。

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[ラジオ・タイムス]

「グレイパール」英国産。HT。シックなグレーカラー。灰色の薔薇って何に飾るの?と思われそうですが、花全体をコーデするには欠かせないでしょう。これにペイルピンクを合わせると、あら不思議。いぶし銀の色調に見えてきます。

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[グレイパール]

「プリンセス・ミチコ」英国産。FL。皇后さまが美智子妃殿下の時に英国から送られたバラ。特徴は強い。育ちやすい。花が長い。つるバラにもなる。どんな環境にも耐えて育つ薔薇です。そのためかランドスケープにも使われます。

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[プリンセス・ミチコ]

「エンプレス・ミチコ」英国産。HT。美智子さまが皇后になられたときに送られたバラ。英国では皇室に献上する薔薇が多いです。プリンセス・ミチコに比べると上品なアプリコットカラーになっています。これは少しお値段も高く、プリンセスの倍くらいになっていますので、高級仕様ということでしょうか。


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[エンプレス・ミチコ]

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アメリカ産はボリュームがたっぷりのボン・キュッ・パッ型が多いようです。

「フレンチレース」アメリカ産。FL。純白に中心がアイボリーになった大きなバラです。見かけも豪勢で艶やかです。

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[フレンチレース]

「マウントシャスタ」アメリカ産。HT。純白なのに中心が少し赤みを帯びていて、大輪にオトナの色香を漂わせています。

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[マウントシャスタ]

「スターリングシルバー」アメリカ産。HT。1957年に発表された元祖青バラです。この当時の青バラというのは白バラにラベンダーが入ったような色あいですので、これを青バラと言っても、にわかには信じられないかもしれません。

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[スターリングシルバー]


「オクラホマ」アメリカ産。HT。真っ赤な薔薇ですが、分類上からは黒バラに入るようです。黒バラと言えば『ローゼンメイデン』を連想してしまいました。

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[ローゼンメイデン]

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[オクラホマ]

「ホワイトマジック」アメリカ産。FL。この純白の薔薇は、丸弁咲きという咲き方をします。開いた花びらは反りかえって剣になったりせずに丸くなっています。かなりの貴種なのでなかなかお目にかかれない品種です。

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[ホワイトマジック]

「ヨハネ・パウロⅡ世」アメリカ産。HT。ヨハネ・パウロⅡに献呈された大輪の白バラ。ホワイトマジックに比べると花弁の先は反りかえっています。バチカンにはこの白バラがたくさん植えられているそうです。

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[ヨハネ・パウロⅡ世]

「ホワイトクリスマス」アメリカ産。HT。これは1953年制作というから、約60年の歴史を持った古典的な名花です。つる薔薇の変形もあります。大輪でよく育つ花ですが、雨に弱いという面もあります。

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[ホワイトクリスマス]



どうです。品種の製造元が違うだけで、かなり花のタイプが異なります。それぞれの造園家の技術的な違いや、得意とするテクニックの違いなのですが、それぞれのお国のカラーが出ているような気もします。


最後にグレース・ケリーを偲んで。

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[Princesse de Monac プランセス・ド・モナコ]




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